良い海況に恵まれました
秋の浜
気温 17℃ 水温 16℃ 透明度 20m 流れ なし うねり なし
週間予報では北東の強風になる予報でひょっとしたら今日のお客様はダメかも…と、
思っていましたが、予報が後日にずれたようで高気圧に覆われたダイビング日和となりました
早朝着の大型客船でお客様をお迎えして秋の浜を3ダイブしました
水温は16℃台と低めですが例年通りという印象です
水温が低い分透明度は良好で深場では30m近い透明度がありそうです
今年に入り潜る頻度が非常に少なくなってきている中二週間も前に見つけた生物に
また会えるというのはとてもうれしい事です
今日はこのオオモンカエルアンコウ
![](https://saito-diving.com/wp/wp-content/uploads/2021/03/P3110003-1-1024x768.jpg)
ほぼ同じ場所で見つけることが出来ました
黒い個体なので写真にするとよくわからない魚になってしまうのが残念です
すぐに引っ込んでしまいカメラに収めることが出来ませんでしたが、右の砂地でペアの
ヤシャハゼも見ることが出来ました
こんな水温で出てくることもあるんですね
浅場のオレンジ色のイロカエルアンコウも他店のオーナーさんに居場所を教えてもらい
見つけることが出来ました。
このイロカエルアンコウはかなり長い期間観察できています
![](https://saito-diving.com/wp/wp-content/uploads/2021/03/P3110038-1024x768.jpg)
浅場では一個体だけ見られたテングダイ
それからウスバハギの群れが多く見られます
![](https://saito-diving.com/wp/wp-content/uploads/2021/03/P3110006-1-1024x768.jpg)
正面ではカンナツノザヤウミウシ
![](https://saito-diving.com/wp/wp-content/uploads/2021/03/P3110016-1024x768.jpg)
ウデフリツノザヤウミウシも見つけることが出来ました
他にはセナキルリスズメダイ フタイロハナゴイ スジハナダイ サガミリュウグウウミウシ
ガラスハゼ スケロクウミタケハゼ ビシャモンエビ クビアカハゼ タテヒダイボウミウシ
などが観察できました
そういえばこれまた他店オーナーさんの情報で段落ちのハダカハオコゼは白黒両方の個体が
観察できていると聞き、捜してみると黒い個体が見つかりました
これもずいぶんと長いこと観察が続いています。
![](https://saito-diving.com/wp/wp-content/uploads/2021/03/P3110035-1024x768.jpg)
少しづつ暖かくなってくるのは喜ばしいですが、花粉症が嫌な季節です
あと十日で緊急事態宣言は解除になりますが、今後のお客様の予定もほとんどない状況です
せめてGWくらいまでには例年通りの仕事ができるようになることを期待しています